座ると片側のお尻や腰がつらい…脚を組む癖と骨盤まわりの負担を見直す
投稿日:2026/10/22

仕事や読書に集中していて、気づくといつも同じ脚を上にして組んでいる。両足を床に戻しても、しばらくするとまた組みたくなる。
そんな座り方の癖に加えて、座ると片側のお尻や腰がつらい、股関節まわりが窮屈、長く座るほどだるくなることはありませんか。
秋の夜に本を読む時間など、椅子で過ごすひとときに、ご自身の座りやすさを見直してみましょう。今回は、脚を組む癖を入口に、椅子の使い方と、つらさが続くときに当院で確認する身体の状態をご紹介します。
脚を組む癖だけで、骨盤の状態は決まりません
脚を組むことが多いと、骨盤が歪んでいるのではと気になる方もいらっしゃると思います。ただ、脚を組む癖や見た目の左右差だけで、骨盤の状態を判断することはできません。
まず確認したいのは、どんな場面で座りにくくなるかです。仕事用の椅子ではつらいのに、別の椅子では楽になるのか。座った直後から片側が窮屈なのか、時間がたってからだるくなるのか。こうした違いは、身体と座る環境のどちらを見直すか考える手がかりになります。
なごみ整体院でも、脚を組む方向だけで結論を出すのではなく、座り方、立ち上がり方、股関節や背中の動きまで確認します。骨盤まわりの左右差が気になる方は、骨盤矯正のページで当院の考え方もご覧いただけます。
座りやすさは、足元と机の位置から
脚を組まないよう気をつけても、椅子や机が身体に合っていなければ、楽に座り続けるのは難しくなります。最初に次の3点を調整してみてください。
- 足裏を支える:足が浮く場合は椅子の高さを調整し、机との高さが合わなくなるときは安定した足台を使います。
- 背もたれを使える位置に座る:座面の奥行きも確認し、膝の裏が強く圧迫されない位置を探します。
- 本や画面を身体の正面へ:片側に置いた物を見続けていないか、机が遠くて前へ乗り出していないかを確認します。

厚生労働省の情報機器作業のガイドラインでも、椅子・机・画面の位置をまとめて調整し、無理のない姿勢で作業することが示されています。職場のパソコンだけでなく、自宅の作業場所を見直すときにも参考になります。
いくつも一度に変えるより、まず足の置きやすさ、次に背もたれとの距離というように、一つずつ試すと違いを確かめやすくなります。
姿勢を固めず、座る時間に区切りを
背すじを伸ばすことに集中しすぎて、腰や肩に力が入り続けることもあります。楽に座れる位置を探しながら、ときどき姿勢を変えることも大切です。
本の一区切りや作業の切り替わりに、いったん立って少し歩く。座り直したときに足裏の位置を確かめる。生活の中で続けやすい小さな動きから取り入れてみましょう。

また、片側の窮屈さが毎回同じように出る場合は、つらくなるまでの時間や、立ち上がったあとの変化を覚えておくと相談時に役立ちます。日常で自然に感じた違いを、そのままお伝えください。
股関節の付け根の痛みが続く、歩くと痛む、靴下を履く動きが難しくなった場合は、整形外科での確認をおすすめします。転倒後の強い痛みや急に脚に力が入らなくなった場合は、早めに医療機関を受診してください。
座ると片側のお尻や腰がつらいとき、当院ではどう確認するか
静岡市葵区のなごみ整体院では、まず問診に時間を取り、いつ頃から気になるのか、仕事や家事でどんな姿勢が多いか、これまでの経過を伺います。
そのうえで、骨盤だけでなく、腰・股関節・背中・お腹まわり・足首まで確認します。全身の歪みやねじれ、左右差を見ながら、実際に座る、立つ、股関節を動かすといった動作を通して、どこに負担が集まりやすいかを探っていきます。

施術はオステオパシーの考え方をもとに、負担の原因と考えられる緊張や動きの偏りに合わせて組み立てます。骨盤まわりに限らず、関連する部位にも必要な処置を行います。
施術後には座り直したときの感覚や動きを確認し、その日に変化した点と、まだ課題が残る点を整理します。
長く続いた硬さや日々の負担が重なっている場合は、段階的に整える必要があります。その際は、今後の見立てと必要な回数・期間の目安もご説明します。毎回院長が直接対応し、前回からの変化を踏まえて施術と日常の工夫を調整していきます。

座る場所を調整しても片側のお尻や腰のつらさが続く、立ち上がるたびに同じ場所が気になるという方は、一度お身体の状態をご相談ください。その場の変化だけでなく、日常で負担を繰り返しにくい状態づくりを大切にしています。



