【ブログ】もしや五十肩?と思ったら
投稿日:2016/12/27
五十肩や四十肩・・・名前は微妙に違いますが、症状は同じです。
当院でも寄せられる相談としては多い症状でして、2016年も様々な五十肩・四十肩に対面してきました。
初期の軽中度の症状、中期のピークの辛い症状、後期の軽度の症状など、現場ではそれらに合わせ施術内容も様々です。
そして、ここで本題です。
その五十肩・・・、本当に【五十肩】なのでしょうか?
『え!いやいや、何言ってるんですか。こんな痛いの・・・どう考えても五十肩ですよ!』と、現在進行形で肩が痛む方は思われるかもしれませんね。
例えばこの方。五十肩と思いきや実は肩関節炎だったようで、1回の施術で大きな変化が出ました。術後は可動域の回復だけでなく痛みもほぼ取れている状態です。
現場で五十肩だと訴えつつも、実は5人に1人位はこのような【肩関節炎】であった、という例は多かったりします。
ちなみに五十肩と何が違うのか、と聞かれたら・・・施術者から目線で見ると相当違いますね。
そもそも良くなるまでに約1年(長いと2年以上!)といわれる五十肩に対し、肩関節炎は1度だけの施術変化も大きいですし、何度か行えば1ヶ月もしない内に発症前の状態へ戻せられる、比較したら難易度の低い症状なんです(私の体感ですが)
五十肩の特徴として、症状は肩が体の奥底から痛むようなイメージで、下手すると仰向けに眠るのすら困難になります。
激痛は当然なから、そもそも動かせません。無理に動かす事による激痛は、気合いや根性でどうにかなるものではなく・・・^_^;
よって、痛みのピーク時は基本的に肩より上に腕を挙げるのは不可能に近いです(後期の治り際なら可能です)
それに対し、肩関節炎は腕を上に挙げたり力作業など、強い痛みは出ますが、我慢さえすれば何とかギリギリ耐えられるくらいのレベルです。気合いや根性で、いざという時は動いてくれるでしょう(笑)
こう書くと、やっぱ肩関節炎も結構痛いんだな~と思われると思いますが、一度五十肩を経験した事のある方に言わせれば痛みは全然軽いものです。なんでも痛みの種類が違うんだとか?
さて、そんな【肩関節炎】ですが原因は正直色々なんですけど、おおよそ体の硬直や歪みが元凶だったりします。
体の歪みや硬直から来るダメージが肩関節を固め、限界を超えた結果、炎症を生じさせているのです。
しかし体の歪みという、自分自身では解決できない問題が根底にあるため、放置すればするほど炎症は広がり、悪化しやすいのがやっかいなんですね。その痛みの悪化への流れが、五十肩と間違われやすい所以でしょう。
つまり、『あれ?肩が連日痛い・・・もしかして五十肩?』と思ったら
早めに病院か、整体院へ相談しましょう!
仮にどちらの症状であれ、放置が良い結果になる事はほとんどありませんよ(これが通用するのは若い時だけ・・・)
幸い並の肩関節炎であったのでしたら、施術後すぐに大きな違いを実感して頂けるかと思います。
腕の可動域もけっこう戻りますし、服の着替えをスムーズにしたい、早く楽にゴルフしたい、子供をしっかり抱っこしたい、など当分は厳しいだろうと思えてた目標が、少ない施術を受けるだけで意外とすんなり到達できるかもしれませんよ。
くどいかもですが、今は五十肩とは無縁の方でも、いずれ『あれ?もしかして自分、五十肩?』となりましたら、この記事の事を思い出してみて下さいね!